タイ(サムイ島、バンコク、チェンマイ)

バンコク旅行記2017 (14)考えさせられることいっぱい……シリラート医学博物館(後)

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シリラート医学博物館

バンコクのシリラート医学博物館を訪れました。
アクセスや入館までの情報は、前編を読んで下さいね。


バンコク旅行記2017 (13)考えさせられることいっぱい……シリラート医学博物館(前)
http://travelkanay.blog.fc2.com/blog-entry-538.html

展示は幾つかの部屋に別れていて、順路の矢印に従って部屋を移動していきます。
説明は全てタイ語で、中には英語の追加資料もありましたが、医学用語ばかりで意味はほとんど分かりませんでした。


入館者はタイの方も多く、観光客よりちょっと多いくらいだったかも知れません。

記憶をたどると、最初の部屋にはいわゆる奇形の赤ちゃんの標本がありました。
一つの部屋がほぼその展示で、次の部屋はもっと大きく、成人の標本がたくさんありました・・・。

今思うと、たぶん標本の技術は「人体の不思議展」のほうが高かったような気がします。
あの展示の標本はプラスチックコーティングされていたので、液につかっているわけでも汚れているわけでも無く、見やすくて綺麗でしたから。


この博物館にあるものは、一昔前というか、学校の理科室などにあったホルマリン標本のようなものが多かったです。
また、そういった展示が懲罰的な意味を含んでいる標本もあって、重大な犯罪を犯した人間が敢えて標本にされたものも数体展示されていました;;
その横には、犯行時に使われた凶器や、被害者の衣装などもそのまま展示されていました。
服には血痕もちゃんと残っていて・・・・・・。


また、それと並んで印象的だったのが「自殺者」の遺体画像でした。

日本だとまず放映されない画像ばかりありました。
そこまで報道規制が厳しいのは日本だけで、他のアジアの国々では事故のニュースなどでご遺体が映るのはよくあることだそうですね。

シリラート医学博物館

そこです。
日本人が多くここを訪れているのだとしたら、普段隠されてしまっているものを見たい、という気持ちがあるからかも知れないな~と思いました。

日本はストレス社会でもあり、自殺者は多いです・・・・・・
なのに日常では決して「死」を晒させない社会なので、「死」を身近に感じたり、直視したりすることはなかなかできません。

この博物館では、銃で自殺を図ったご遺体や、轢死体、飛び降り自殺のご遺体などの画像が、そのままパネル展示されています。
添えられたタイ語の説明は、たぶん医学的な見地からのものだと思いますが・・・・・・
日本人としてはこういう機会からもっと「死」について考えることがあってもいいんじゃないかと思いました。

人体の不思議展とはまた違った迫力、リアルさがありました。

シリラート医学博物館

そうそう、この博物館のある建物(病院)を出てしばらく歩いたあとで、ねこ氏が「今の見た?」と言ってきました。
kanayが「何?」と聞くと、「さっき出た建物内で解剖してたよね?」との答え!!

ガラス越しに道路に面した部屋で、カーテンも引かず、平然と解剖が行われていたそうです;;
kanayは背が足りなくて目に入らなかったようでした。
「若い女の人だったよ~事故かなあ?」


日本じゃありえないですよね。
タイのおおらかさ、たくましさを感じるとともに
なぜ日本じゃありえないのかなあ?とも思い直しました;;

気持ち悪いから見たくない・・・・・・?
そうしてしまうことで、どんどん現実(死)から目を背けさせられて、不都合なことはないのかなあ?

などなど、すごく哲学的な思いに捕らわれたスポットでした;;
楽しむことが目的の観光で訪れるのは???な気もしますが、個人的にはこんな機会はなかなかないので満足度は高かったですよ。


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