イタリア(フィレンツェ、ローマ、ボローニャ)

イタリア旅行記(56)カラヴァッジョの名画も。ローマの骸骨寺「Museum and Crypt of the Capuchin Friars」

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骸骨寺

初回の訪問で、カラカラ浴場に入れなかったと書きましたが、その後に向かったのがこのお寺でした。
「Museum and Crypt of the Capuchin Friars」との名前の通り、今は美術館ですが、
もともとは地下墓地(カタコンベ)でした。




バルベリーニ広場のすぐそばにあって、ローマのど真ん中にあるスポットなのですが、テーマがテーマなだけに、メジャーな観光スポットとは言いにくいです;;
はっきり言って超マイナーです。

ローマでの滞在時間が短い人にとっては、他にたくさん行く場所があるでしょうし……。
また、少しでも怖いものは嫌だ!と言う人にもお勧めしません;;
kanayもこの日、カラカラ浴場に予定通り入れていたら、行っていなかったかもしれません。


でも、行ってみればそれなりに見応えがありました。
カタコンベは昔、マルタ共和国に行ったときに見学したことがありますが、そのカタコンベは空っぽでしたから。
遺骨は全部取り出されていたと思います。


でも骸骨寺では、人骨は取り去られるどころか、アートの素材として扱われています。
壁やインテリアが全て人骨で作られているのです。
日本人からすると、ちょっと考えられない発想ですが、行ってみたら残虐とか恐怖とかいった感情はあまり湧いてきませんでした。

それよりは、どちらかというと精巧な細工を見せられたような……?
もちろん夜間に行ったら怖いと思います!
真っ昼間だと、他の観光客が視界に入っていれば一人で見学しても大丈夫、な印象でした。


遺骨をわざと展示していると言えば、個人的に思い当たるのはカンボジアの地雷博物館でしょうか。

アンコール・ワット旅行記(8)アキ・ラー氏の地雷博物館
http://travelkanay.blog.fc2.com/blog-entry-38.html

こちらはただただ悲しさだけが伝わってきましたが……。
その骨になった人たちがどういった経緯で死んだのかにもよるのかも知れません。


同じような骸骨寺はヨーロッパのあちこちにあって、一番有名なものはフランスにあるみたいですね。

カタコンブ・ド・パリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AA


骸骨寺

平日の昼下がり、階段を上がった先にあるのが骸骨寺です。
外側には結構観光客がいるように見えますが、みな見学を終えた後だったのか、中は空いていました。
入場料は6ユーロ。

骸骨寺

このスポットは、内部撮影は一切禁止です。
アートと割り切って作られた場所なのでしょうが、現代のイタリア人にとっては、どこかそうではない気持ちもあるのかもしれませんね。

骸骨寺

骸骨寺

ですので、ねこ氏への説明がてら購入した絵はがきを何枚か載せますね。
骨の曲線や形を実に上手く使って作られていると思いませんか?
(クリックでもう少し拡大できます)

骸骨寺

中にはショップがあり、こういった絵はがき、Tシャツなどが普通に売られていましたw
「それはいいんだ?」と心の中で一人突っ込みをしてしまいましたが……


また、びっくりしたのが博物館エリアにカラヴァッジョの作品「聖フランシスコの瞑想」がぽんと展示されていたこと。
カラヴァッジョは観光客にとっても人気で、彼の作品が掲示されているだけで、立ち寄る人はぐっと増えるはずです。

でも入り口にも告知・宣伝らしいものは何一つ無く……
他の展示物と同じように陳列・説明書が添えられていましたw


ここに立ち寄る人は間違いなく順路の一番最後にある地下墓地エリアが目的なので、博物館エリアはほぼ素通りしてしまいます。
kanayもそうでしたが、カラヴァッジョの絵は強烈ですから、すぐに分かりました。
彼の絵を知っている人なら、すぐに分かると思います!

骸骨寺

もちろんこれも撮影禁止ですから、この画像は購入した絵はがきを撮影したものです。

もともとこの建物(教会)にあった絵画らしいですが、やはり骸骨つながりなんですね……。

ちなみに絵はがきはそのままねこ氏にお土産としてあげたのですが、
「こんなの送ったら人格を疑われる!」と嫌な顔をされました。

「説明用に買ったので、捨てていいよ~」と言ったのですが、お土産にしてしまったことでそれもやりづらい様子;;
申し訳ないことをしてしまいました。


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